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薬用植物園だより

7月に入り、薬用植物園はすっかり緑で覆われています。

2008.07.01

薬用植物園は緑一色に見えますが、その中で、紫色のコガネバナ(オウゴンの起原植物)が満開です。また、クチナシやタチジャコウソウがとてもいい香りを放っています。メハジキ、コウホネ、トウスケボウフウなど、夏の花にはひっそりと咲くものが多いです。

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お水もたくさん必要な季節になりました。

名前 クチナシ
学名/科名 Gardenia jasminoides Ellis アカネ科クチナシ属
生薬名 山梔子(さんしし)
薬用部位 果実
薬効 消炎、解熱、鎮静、止血、緩下、整腸、胆汁分泌促進
産地 東アジア(中国、台湾、インドシナ半島等)に広く分布。日本では静岡県以西、四国、九州、南西諸島の森林の自生。
名前 コガネバナ
学名/科名 Scutellaria baicalensis Georgi
生薬名 オウゴン(黄今)
薬用部位
薬効 消炎・解毒・緩下・利尿・抗アレルギー
産地 中国、モンゴル、韓国
名前 メハジキ
学名/科名 Leonurus sibiricus
生薬名 ヤクモソウ(益母草)
薬用部位 地上部
薬効 止血・利尿・血圧降下
産地 日本、中国、台湾
名前 トウスケボウフウ
名前 コウホネ
学名/科名 Nuphar japonicum DE CANDOLLE
生薬名 センコツ(川骨)
薬用部位 根茎
薬効 利尿・鎮静・滋養強壮・駆お血・止血
産地 日本
名前 クチナシ
学名/科名 Gardenia jasminoides Ellis
生薬名 サンシシ(山梔子)
薬用部位 果実
薬効 鎮静・消炎・止血・解熱・利胆・利尿
産地 中国、韓国、日本