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研究の紹介

研究活動レポート

薬学部中瀬朋夏講師が第4回次世代を担う若手医療薬科学シンポジウムでベストプレゼンテーション賞を受賞しました。

本学薬学部中瀬朋夏講師が第4回次世代を担う若手医療薬科学シンポジウムでベストプレゼンテーション賞(最優秀講演賞)を受賞し、医療薬学フォーラム2011で表彰されました(写真左から4番目)。講演題目は、「Urocortin suppresses caspase-independent, non-apoptotic death on cultured neonatal rat cardiomyocytes exposed to ischemia」です。中瀬講師は、4年前の本学着任後に、本研究を立ち上げ、独創的な視点から、心筋梗塞のような虚血心筋障害の発症と進行に重要な役割を果たす新たな心筋細胞死機構を見出しました。さらに、この研究成果はその延長線上に臨床応用を目指した薬物治療を見据えており、虚血心筋障害の治療戦略の開発につながると期待されています。

次世代を担う若手医療薬科学シンポジウムでは、今回初めて優秀発表賞が設定され、35歳以下の若手研究者•薬剤師を対象とし、厳正な選考により、臨床研究および臨床志向性の強い基礎研究であり科学的に優れた演題に対して贈られました。

今回の受賞に対し、中瀬講師は、「薬学部高橋幸一教授をはじめ研究室のメンバーに心から感謝するとともに、これからも、シグナル伝達分子やトランスポーターを標的として細胞の機能を制御することにより病気を克服する方法の開発に意欲的に取り組みたい」と決意を新たにしております。


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2011.09.09

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