武庫川女子大学薬学部 薬学科・健康生命薬科学科

武庫川女子大学の入学式が、4月5日 (火) 10時より、中央キャンパスの公江記念講堂にて挙行されました。中央キャンパスでの式典終了後、場所を浜甲子園キャンパスに移し、薬学部の入学式が執り行われました。

 

薬学部の入学式では、篠塚薬学部長より

「薬にまつわる環境はここ数年で激変しています。薬事法が名前も含めて改正されるとともに、ICTやAIの発展、さらにはコロナ禍の影響もあり、薬剤師業務へのロボットの介入や服薬指導のオンライン化が急速に進み、また医薬品の開発のスピードも迅速化されています。このように、時代はどんどん変わってきていますが、ここで大切なのは、今までの考えに囚われない、新しい発想を大切にして対応するということです。そのために、知識や技術を身に付けることはもちろん、皆さん自身がいろいろなことに挑戦し実践するという経験を積み重ね、皆さんの世界を広げていってください。薬学部では、皆さんが知識と実践力をしっかりと身につけて卒業し、社会で活躍できるよう、早期プロフェッショナルプログラムをはじめとする、様々な科目やプログラムを用意しています。6年間、自分のペースを大切に頑張っていってください。」

という激励のお言葉をいただきました。

 

その後、薬学科と健康生命薬科学科で会場を別にして式が進行されました。

薬学科では、野坂学科長より

「皆さんは本日の入学式をもって、自律的、自立的に学ぶ『学生』になります。与えられるのを待つだけではなく、自ら積極的に学ぶことで得られるものは変わってきます。国家試験に合格し薬剤師のライセンスを得るために必要なのは特別な能力ではなく、自分の力、自分の意志で取り組むことです。一度しかない貴重な青春時代が有意義なものになり、充実した学生生活を送れるよう祈念しております。」

と暖かなお言葉が贈られました。

 

また、健康生命薬科学科では、森山学科長より

「健康生命薬科学科では、学びの場を楽しくするためにいろいろな工夫をしていますし、皆さんと一緒に討論しながらさらに楽しくしていきたいと考えています。また、健康生命薬科学科では『個性を伸ばす』ことを目標として掲げています。今日が新たなスターティングポイントですので、これから皆さんの得意領域をどんどん伸ばし、将来に向かって頑張っていってください。そして様々なことに挑戦していただき、充実した学生時代を過ごしてください。」

と新入生へエールが贈られました。

 

その後は、クラスごとに担任の教員から、大学施設や学生として注意すべきことなどの説明を受けました。

 

暖かな春の陽気に包まれて、新入生はそれぞれの目標に向かって第一歩を踏み出しました。新しく始まる大学生活に期待を膨らませている様子でした。

 

なお、本式典は消毒や換気を徹底し、座席間隔を空けるといった厳重な感染症防止対策の下、開催いたしました。

 

【薬学部広報委員】

ご入学おめでとうございます！	満開の桜が新入生をお出迎え！
今日から大学生活がスタート！	篠塚薬学部長より激励のお言葉が贈られました
野坂学科長より暖かなお言葉が贈られました	森山学科長よりエールが贈られました
薬学科 担任ガイダンスの様子	健康生命薬科学科 担任ガイダンスの様子