進路・就職
薬学科の卒業生の声
磯田 英利さん
高度な薬学の知識と豊かな人間性を備えたMRとして、必要とされる医薬品を多くの人に届けます。
両親とも薬剤師の資格を持ち、父が製薬会社のMR、母が薬局薬剤師という家庭環境から、高校生の頃には薬剤師の資格を取得しようと考えていました。
特に印象深かったのは、5年生で参加した病院での実習実務。粉薬を嫌がるお子さんに対して、本人や保護者の方に飲めない原因を伺い、味や食感が苦手だということを知りました。そこで、粉薬にシロップを調合したところ、飲んでいただけるようになり、服薬指導の難しさと、授業で学んだ知識の実効性を実感することができました。
実際の職場で薬剤師の業務を経験したことと、父の助言で、就職は、社会の幅広いフィールドで活躍できるMRを目指すことに。インターンシップで仕事に必要な行動力や発言力、実践力を養い、先生方のアドバイスやサポートもあって総合商社への就職が決まりました。卒業後は薬学の専門知識を備え、信頼される人間性を備えたMRとして、必要とされる医薬品を数多くの人々に届けていきたいと思います。
- 進路先
- 帝人