スイセン
Narcissus tazetta var. chinensis
名前 | スイセン |
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学名/科名 | Narcissus tazetta var. chinensis |
薬用部位 | 鱗茎(りんけい) |
薬効 | 乳腺炎とくに乳腫(にゅうしゅ)や肩こり |
スイセンは、多年草の球根植物で鱗茎(りんけい)から長さが20~30センチの数枚の扁平(へんぺい)な線形葉を出します。 早春に叢生(そうせい)する葉の中央部から花茎(かけい)を長く出します。その花茎(かけい)の先に苞(ほう)がついていて、その中に直径3センチくらいの白色の芳香(ほうこう)のある花を横向きに数個つけます。
生の鱗茎(りんけい)を、いつでも必要なときに採取して、よく水洗いしてから、外皮を取り除き、生のままで外用として用います。 体にむくみがある時は、足の裏の土踏まずに貼ると、尿の出がよくなってむくみを取ります。
スイセンに含まれるリコリンは、作用の激しいアルカロイドなので内服しないように注意しましょう。