ウメの実が色づきはじめました。
2022.06.20
梅雨入りした薬樹園では、ウメの実が黄色く色づきはじめました。
「梅雨」の由来はさまざまあるようですが、一説によると"ウメの実が熟す頃の雨"と
いうことから「梅」の文字が使われるようになったそうです。
また、漢方では熟し始める前の未熟なウメの実を燻製にしたものを烏梅(うばい)と
よび、風邪薬や咳止め薬として利用されています。
冷室ではヒヨスの花が、標本園ではキキョウやカワラナデシコの花が
見頃を迎えています。
名前 | ウメ |
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学名/科名 | Prunus mume Sieb. et Zucc |
生薬名 | 烏梅(うばい) |
薬用部位 | 未熟果実 |
薬効 | 解熱、咳止め、風邪 |
産地 | 原産は中国中部 |
名前 | カワラナデシコ |
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学名/科名 | Dianthus superbus var. longicalycinus |
生薬名 | 全草:クバク(瞿麦) 種子:クバクシ(瞿麦子) |
薬用部位 | 全草、種子 |
薬効 | 利尿・通経 |
産地 | 日本、中国 |
名前 | ヒヨス |
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学名/科名 | Hyoscyamus niger L. |
生薬名 | ヒヨス |
薬用部位 | 葉、種子 |
薬効 | 鎮痛・鎮痙・鎮静 |
産地 | ヨーロッパ~シベリア、中国 |