- 2021.03.23
- 健康生命薬科学科
- キャンパスライフ
- 健康生命薬科学科(4年制)の第12期卒業生が誕生しました。
武庫川女子大学の卒業式が、3月21日(日)に挙行され、健康生命薬科学科第12期生が卒業を迎えました。
卒業式は、中央キャンパスで実施される6学部14学科の合同式典と、薬学部において、学科ごとに執り行われる式典の二部構成です。
公江記念講堂での学位記授与では、健康生命薬科学科の卒業生53名の総代が瀬口学長より学位記を授与されました。
その後、薬学部、総合薬学教育研究棟に場所を移し、健康生命薬科学科の卒業式が挙行されました。
はじめに森山学科長から、
「健康生命薬科学科は、好きと得意を強みとして研究を通じて成長し個性を伸ばす学科です。卒業生は色んな場所で業界を選ばずに活躍しているというのが学科の特徴の1つです。皆さんは、学部生の4年間においても、更にこの先色んな場所においてもきっと変身します。言葉を変えると「必ず化けます」。それがいつになるかは分かりませんが、時期が来て、チャンスが与えられたとき、皆さんはご自身の力を発揮され大きく羽ばたかれることと思います。それを私は待っていますし、幅広い業界で皆さんがご活躍されることを期待しています。」と祝辞をいただきました。
その後、担任の水野先生から一人ひとりに学位記が授与されました。
また、教員免許取得課程を修了した卒業生3名に、中学校教諭・高等学校教諭「理科」1種免許状が授与されました。さらに、資格取得に必要な選択科目を履修した卒業生1名に、図書館司書資格の証明書が授与されました。
その他、健康・スポーツ科学科、食物栄養学科との3学科連携教育プログラムの修了者に修了証も授与されました。
学位記授与後には、篠塚学部長から、
「薬学部で過ごした最後の一年間が世界的な試練の年になり、様々な苦労があったことと思います。そんな中で、皆さん自身がそれぞれ工夫をして難関を乗り切ったことを皆さん自身で評価していただきたいと思います。この体験を、ネガティブに捉えるのではなく、乗り切ってきた経験をみなさんの貴重な経験的財産として欲しいと思いますし、自分を褒めていただきたいと思います。薬学部は、健康と医療に関わる学部です。コロナ禍において、武庫川女子大学薬学部は4月から新たな取り組みを始めます。新しいことにチャレンジする母校の姿が、新しい世界に踏み出す皆さんへのエールになればと思いますし、一緒に頑張っていきたいと思っています。新しい世界でみなさんがご活躍されることをお祈りいたします。」と激励のお言葉が贈られました。
続いて、人物・学術ともに優秀で、学科の代表と認められた卒業生 1名に「学長賞」
学友会委員として、学友会発展のために多大の貢献した卒業生 1名には「功労賞」が、それぞれ学部長から授与されました。
また、卒業研究発表会において最も優秀な発表を行った認められた卒業生に「卒業論文発表会最優秀賞」が授与されました。
最後に担任より
「あっという間の4年間でした。1年生の時からの皆さんの成長を見届けることができ、今日という日を迎えられたことを嬉しく思います。今日を以て学生生活終わりです。これからは、皆さんが理想とする社会人像に向かって頑張って下さい。「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」という言葉のように、皆さん一人ひとりそれぞれの場所で活躍し光り輝く人になってください。」と社会に歩み出す卒業生に激励のメッセージが贈られました。
卒業生たちは、学位記を眺めながら、共に学んだ4年間をかみしめていました。
今後、幅広い業界・職種において、一人ひとりの更なる飛躍とご活躍をお祈り致します。
なお、卒業式は消毒や換気を徹底し、厳重な感染症防止対策の下、開催いたしました。
【薬学部広報委員】