- 2021.10.24
- キャンパスライフ
- 薬学科の学生向けにアロマセミナーを開催し、アロマテラピーに対する理解を深めました。
10月15日(金)、くるみ薬局と(株)MIWAIKEHATAよりAEAJアロマテラピーインストラクター資格を保有する薬剤師等が講師陣として来学し、「アロマセミナー&クラフト体験会」薬学科生を対象に開催されました。
近年、医療施設・介護施設等において匂いの効用が注目されてきています。アロマは化学物質がヒトへ作用を及ぼすという観点から薬剤師の潜在的な職域分野の1つでもあり、科学的に正しいアロマテラピーを実践・普及する講師陣にお越しいただきました。
薬剤師がアロマを取り扱う意義や、精油(エッセンシャルオイル)の抽出・保管法、注意すべき病気、使用法などに関する講義後、トップ・ミドル・ベースノートに注目しながら数十種類の精油を香り、講師陣と相談しながら和気あいあいとした雰囲気で、各学生がオリジナルのアロマスプレー、アロマ重曹、アロマサシェを作成しました。
学生は「アロマにはもともと興味がありましたが、自分で作ったりすることができ、とても有意義な時間となりました。」と話しています。
講師陣の一人、(株)MIWAIKEHATAの池端美和代表取締役は、「皆さんが興味をもって真剣に取り組まれ、アロマの有用性や楽しさに気づいていただくきっかけになれたと感じております。学生の皆さんの将来がとても楽しみです。」と期待を寄せています。
薬学部は、くるみ薬局を運営するベガファーマ(株)と臨床教育等に関する連携・協力協定を2021年8月2日に締結し、今回のセミナーはこれに基づいたものです。くるみ薬局は、アロマを通じて患者がふらっと立ち寄れる健康拠点を目指しています。11月にも同様のセミナーを開催する予定で、今後も引き続き予防・未病状態から患者に寄り添い地域医療に貢献する薬剤師の養成に向けて相互連携を深めていきます。
【薬学部広報委員会】