閉じる

最新情報

最新情報

2022.02.08
薬学科
健康生命薬科学科
大学院からのお知らせ
大学院 薬学研究科の学位論文発表会が開催されました。

 2月5日(土)午前9時30分より、令和3年度の大学院 薬学研究科 薬学専攻ならびに薬科学専攻の修士課程および博士課程の学位論文発表会が薬学部(浜甲子園キャンパス)において開催されました。

 大学院では、一般の学生は大学の研究室で、社会人課程の学生は職場での業務と大学院での勉学を両立させながら研究に取り組み、その成果を学位論文発表会で発表します。今年度は、修士課程 7名、博士課程 1名の大学院生が発表に臨みました。

 今年度の発表会では、化粧品科学研究室から初めての修士課程修了者が「角質リパーゼに及ぼす界面活性剤の影響」のタイトルで発表を行いました。その他にも、「甲状腺ホルモンと成長ホルモンの相補性に関する考察」(臨床病態解析学研究室)など幅広い分野からとても興味深い研究が発表されました。ゲノム機能解析学研究室の修了生から発表された、簡便かつ安全な新たな感染症検査法開発研究は、コロナ禍の世の中において臨床応用が期待される研究と感じました。

 また、全ての演者が、関連する領域の基礎研究を行っている先生方、臨床研究を行っている先生方からの異なる目線からの鋭い質問にも淀みなく返答している姿がとても印象的でした。

 

 コロナ禍の二年間、研究者にとってはとても苦しい時期でした。それにも関わらず、どの研究者も、代替検討法を考えるなど、工夫を凝らして研究を進めてきたことがうかがえました。大変な時期での研究は本当に苦労も多かったと思いますが、大学院での集大成にふさわしいく、どの研究者も自分の研究に誇りを持ち、発表している姿はとても立派でした。会場には、多くの教職員や学生が集まり、各研究者の発表を熱心に聞き、活発な質疑応答が行われ、盛況のうちに幕を閉じました。

 

 なお発表会は、座席間隔を空け、演者や質問者ごとにマイクを除菌するといった、厳重なコロナ対策の中で開催されました。

 

薬学部広報委員会

 

学部長による開会の辞。

 

充実した研究発表。

 

博士課程演者の発表。

 

多くの参加者と活発な質疑応答。