武庫川女子大学薬学部 薬学科・健康生命薬科学科

3月2日(水曜日)午前9時20分より、薬学部(浜甲子園キャンパス)にて、卒業研究発表会が開催されました。

今年度の卒業研究発表会は、廊下に貼り出されたポスターを学生と教員が見て回り、疑問やコメントを質疑応答用紙に記入することで、直接会話しないように配慮された形式での実施となりました。

また、ポスターの間隔を広く取る、閲覧時間を分ける、といった密を避ける工夫も施され、厳重な感染予防対策下での開催となりました。

 

開会式では、篠塚学部長より、

「ポスター発表では、時間に追われずじっくりと研究成果を見て質疑をすることができ、また、発表者もその質疑にじっくりと考え返答することができます。有意義な討論にしてください。」

とお言葉を頂きました。

そのお言葉通り、学生達は一つ一つのポスターを真剣に見つめ、積極的に質疑を書き込んでいました。

 

発表終了後には、中村学科長から労いの言葉と、

「皆さんはこれから、色んな困難に立ち向かうことがあると思います。しかし、この研究で培った問題解決能力を活かし、次々と解決して頂けたら有難いです。」

と未来への激励を頂きました。

 

研究室に戻った学生達は、寄せられた質疑に驚いたり頷いたりしながら、良い応答をすべく、早速資料を取り出していました。

その姿からは、これまで研究に真摯に取り組んできたことが伺え、発表が大変有意義な討論の場になったことを感じました。これからの皆さんの活躍に、ますます期待が膨らみます。