- 2022.07.27
- 健康生命薬科学科
- キャンパスライフ
- 健康生命薬科学科と経営学科との合同講義が開講されました
健康生命薬科学科で開講されている『化粧品開発論』と経営学科で開講されている『美容業界論』との合同講義が行われました。
『化粧品開発論』では、マーケティングの基礎、市場調査、販売促進などについて学び、化粧品の新商品の企画立案を行います。一方、経営学科の『美容業界論』でも学科は違えど同じく化粧品の商品企画を学んでおり、これまでの学習成果として立案した商品企画を、両学科の学生がグループごとに最終プレゼンテーションしました。
この講義は、健康生命薬科学科と経営学科との初の合同講義でしたが、武庫川女子大学としても初の試みとなりました。
実際に講義を受けた健康生命薬科学科の学生からは
「今回の講義を通して資料作成・プレゼンテーションのよい機会となりました。経営学科の学生の企画では商品の名前の由来、マーケティングのターゲットとなるペルソナ、販路、パッケージの設定など細かいところまで考えられていて、経営学科の考えている視点の違いに気づかされ、刺激になりました。」
との声が聞かれ、化粧品の研究開発者を目指す健康生命薬科学科の視点と経営学科の視点、異なる視点からの発表に学生は新鮮な刺激を受けたようです。
発表後には、講義に同席してくださった現在業界で活躍されている企業の方や化粧品業界を経験している先生方から学生の商品企画に対してのフィードバックをいただきました。また、個人でプレゼンテーションや企画に対して評価シートに記入し感想を伝え合いました。
今回の合同講義は、両学科の学生同士お互いに刺激しあえる機会になったとともに、化粧品業界のエキスパートからコメントをいただけるまたとない機会になったと思います。
さらに、この講義を通じて、「商品を作る」流れの理解や、プレゼンテーション・ディスカッションの力を育むとともに、社会に出てからも他部署との連携の大切さを学んでもらえたのではないかと思います。
【薬学部広報委員会】