- 2022.11.24
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- 薬学部の生嶌千菜美助手が 第142 回日本薬理学会近畿部会で優秀発表賞を受賞しました!
本学薬学部助手の生嶌千菜美先生が、2022 年 11 月 12 日 (土) に開催された 第142 回 日本薬理学会近畿部会で優秀発表賞を受賞しました。
演題は、「マウスメラノーマ細胞の抗がん剤耐性獲得機序の解明」です。がんの治療を困難にしている原因の一つに、これまで効いていた抗がん剤が効きにくくなる「抗がん剤耐性」というものがあります。抗がん剤耐性を獲得したがん細胞は、抗がん剤が効きにくくなりがん細胞がどんどん増殖していくだけではなく、再発や転移を起こす可能性も高く、完治するのが難しくなります。今回の研究では、がん細胞が抗がん剤耐性を獲得する機序の一つを解明したことが受賞につながりました。
生嶌先生は、「受賞できましたのは、先生方のご指導のおかげです。今後、さらに抗がん剤耐性治療の鍵となるような研究を進めていきたいと思います。」と話していました。生嶌先生の所属する薬理学Ⅰ研究室 (主宰 中村一基教授) は、教員4名、大学院生 2 名、学部生 51 名が所属する研究室です。また、本研究は吉川紀子准教授の指導のもと遂行されたものであり、今後益々の発展が大いに期待されます。
(新型コロナウイルス感染拡大防止に努め、撮影時のみマスクを外しています。)