- 2024.02.16
- 健康生命薬科学科
- キャンパスライフ
- 健康生命薬科学科4年生の卒業研究発表会が開催されました。
「令和5年度 健康生命薬科学科 卒業研究発表会」が、2月14日(水)に浜甲子園キャンパスで開催されました。
篠塚 薬学部長からの、
苦労なく今日を迎えた人はいないことでしょう。研究では、失敗することもあったと思います。ペニシリンのように偶然の産物で良い結果が得られる場合もあります。単に失敗として結果を見るのではなく、失敗から価値を見出すことで新たな発見を導いていくのが研究の醍醐味です。これからの人生でも失敗から価値を見出すことはとても重要なことです。皆さんが卒業研究を通じて学んだことを今後の人生に活かしてください。
という激励の言葉で開会した今年度の卒業研究発表会では、午前中に薬学部講堂にて13演題の口頭発表、午後からは総合薬学教育研究棟に場所を移し31演題のポスター発表が執り行われました。
健康生命薬科学科では、創薬・化粧品・健康食品に関連するテーマで研究が行われており、各学生が研究室に配属される3年生から2年間取り組んできた研究の成果を発表しました。
午前中の口頭発表には、多くの教職員や後輩学生が集まり、研究成果に興味深く聴き入っていました。先生からの質問やコメントに真摯に応えている姿はとても印象的でした。
午後のポスターセッションの会場も賑わいを見せ、白熱した議論が各所で見られました。先輩の研究成果を自身の研究に活かそうと熱心に質問する2、3年生の姿もあり、丁寧に解説・回答する4年生の姿はとても頼もしかったです。
発表会の最後には森山 健康生命薬科学科長から
講義、実習、研究とこれまで大学で学んで来られたと思います。今日が、大学で学ぶ最後の日です。口頭発表、ポスター発表を通じて、皆さんの素晴らしい成果を拝見しました。Figureを1つ作るにもたくさんの実験を繰り返してきたことでしょう。今日の発表会を終えて感じる達成感や充実感は、みなさんが2年間真剣に取り組んできたことの証明です。今日は、お互いの研究内容について積極的にディスカッションをしたと思います。社会に出ても今日のような積極性を発揮してください。本当にお疲れ様でした。
と賛辞が送られました。
これから社会に出られる方、大学院に進学される方、進路は様々ですが、卒業研究で学び養った能力は、これからの人生におおいに役立つと思います。健康生命薬科学科で学ばれた皆さんの今後の更なる活躍を期待しています。
薬学部広報委員会