- 2024.09.12
- 健康生命薬科学科
- 受賞
- 健康生命薬科学科の4年生が、第13回細胞再生医療研究会学術集会で若手研究者優秀賞を受賞しました。
健康生命薬科学科4年の中島香音さんが、9/7に甲南大学で開催された第13回細胞再生医療研究会・学術集会において、40歳以下が対象となる若手研究者優秀賞を受賞しました。
発表演題は、「新規3次元培養皮膚モデルを用いた皮膚浸透の検討」です。3次元培養皮膚とは、皮膚細胞を特殊な方法で培養し、ヒト皮膚に近い構造に再構築した組織モデルで、再生医療や医薬品、化粧品開発において活用されています。本研究では、新規皮膚モデルの物質透過性について検討を行い、その特性の一端を明らかにしました。
中島さんは、皮膚生理学研究室(指導教員 仁木洋子准教授)に所属し、「遺伝子からヒトレベルまで、化粧品の効果を科学する」をモットーとして、3次元皮膚モデルやヒト摘出皮膚を用いて、様々なモデル物質の皮膚浸透性の解析について精力的に取り組んでいます。
中島さんコメント「これまでご指導いただいた先生、共同研究先の皆様のおかげで受賞することできました。感謝申し上げます。今後も研究に励み、使用している皮膚モデルの特性を明らかにしていきたいです」
本研究は、株式会社アンズコーポレーション様との共同研究で実施されたものです。