秋晴れの11月9日(土)の午後、第41回薬学講座「薬剤師のためのヘルスケア最前線~スキンケア&健康食品」を開催いたしました。

初めに、薬学部長より開会のご挨拶と薬学部薬学科、健康生命薬科学科の現状などをお話し、講演にうつりました。

第1講は当大学薬学部の平尾哲二特任教授による「皮膚バリアとスキンケアの役割」でした。最近役割が明らかになりつつあるフィラグリンタンパク質や細胞間脂質などの皮膚バリアを担う物質のお話から、肌の保湿の重要性、そしてその継続の重要性について実際の研究データをお示しされながらお話しいただきました。

第2講は当大学食物栄養科学部、松浦寿喜教授より「健康食品の有効性と安全性」についてのご講演でした。製薬会社での健康食品の開発エピソードなども交えつつ、最近増えているトクホや機能性表示食品の安全性、有効性の問題について科学的根拠をお示しいただきながらお話しされました。

たくさんの卒業生を含む薬剤師の方々にご来場いただき、またZoomでも多数ご参加いただき、盛況の中で講演会を進行することができました。