- 2020.02.17
- キャンパスライフ
- 今年度の「先輩を囲む会」が開催されました。
令和2年2月15日(土)14時より薬学部講堂(浜甲子園キャンパスP3-25)において、薬友会主催の「先輩を囲む会」が開催されました。
「先輩を囲む会」は、武庫川女子大学薬学部を卒業して、いろいろな分野で活躍されている先輩にお越し頂くイベントです。先輩方から、就職活動や実際に仕事をしてみて経験してきたこと、それぞれの職場での業務内容などをお話して頂きます。在学生は、卒後数年の身近な先輩方からの講演を聴き、他では聞けない様な情報を得て、就職活動に役立ててもらうことを目的としています。
第1部では、大阪大学医学部附属病院薬剤師、製薬企業のデータマネジメント担当者、医薬情報担当者(MR)、薬局薬剤師、飲料・食品メーカーの研究開発担当者から、本学の先輩をお迎えして6題の講演が行われました。
講演では、職場における活動の状況、ウィークデーの1日の過ごし方、仕事の遣り甲斐や達成感、仕事で困った時の対処の仕方など、先輩ならではの赤裸々なトークや、実際の臨床現場で展開される活躍の様子が披露されました。
製薬企業のデータマネジメント担当の先輩からは、「学生時代に培った疾患や薬の知識や、プレゼン力、原因究明力が今の仕事に役立っています。どんな職業でも大学の経験が無駄になることはないので、今の自分にしかできないことを最後まで全力で取り組んでください。」とお話がありました。また薬局に就職した先輩からは、「就活で大切にしていた5つのルール」と題して、どのようなことを考えて自分の将来を決めたのかを、わかりやすくお話ししてくださいました。病院で働く先輩からも現場の医療について熱く語られ、薬剤師として実際の活躍の様子が語られました。
講演会のあと、談話室にて個別相談会が開かれました。先輩と共にお菓子やジュースを囲み和やかな雰囲気の中、学生達は就職活動の実際など、より具体的な質問を先輩にたずねてアドバイスをもらっていました。薬剤師や企業就職を目指したきっかけ・薬剤師としての心構え・会社を選んだ理由・将来の夢…などについて熱く語り合いが行われました。卒業してから、現状に満足することなく向上心を持って活躍している先輩方の話を聞き、聴講した学生のモチベーションもより一層上がったことでしょう。
先輩方と直接話せる貴重な時間は、今後の進路や就職活動に大変参考なったのではないでしょうか。お忙しい中、後輩のために貴重な講演をお引き受け下さった先輩方には感謝申し上げます。また、遅くまで学生達の質問に分かりやすく丁寧に答えて下さったりしたことにも心から御礼申し上げます。
【薬学部広報委員】