源氏物語ゆかりの地、石山寺でお月見
10月3日に私の地元、滋賀県大津市瀬田にある石山寺の秋月祭に行ってきました!
季節によって姿が変わるお寺で、近江八景のひとつ「石山の秋月」には月見亭が描かれ、月の名所としても有名です。
平安時代から伝わるお月見の名所である石山寺では、中秋の名月に合わせて秋月祭というお祭りが開催されています。今年は10月1~3日でした。
昼の部と夜の部があり、私は夜の部に行ってきました。
空が雲っており、残念ながら月を境内から眺めることは出来ませんでした。
しかし、境内にある建築物がライトアップされていたり(写真1枚目)、有名な絵本作家が作った源氏物語の各場面がデザインされた竹灯籠が展示されていたり(写真2枚目)、灯籠で階段の始めから終わりまでも照らされていました。(写真3、4枚目)
他にも、地元の子供達の奉納太鼓演奏や、プロの二胡演奏、12年ごとの子年にしかお目にかかれない秘仏石山寺大黒天の特別拝観が行われていたりと、十分に祭りを堪能することができました(≧▽≦)
帰りは石山寺名物の石餅を買って帰りました。石餅は生命力の源である二つの餅の上に、石山寺の象徴である岩に見立てた小豆餡をどっさりのせた餅で、すごく美味しかったです!
石山寺は奈良時代〜鎌倉時代に建てられたお寺で、本堂は滋賀県最古の木造建築です。
紫式部が源氏物語を起筆したという伝説の場所として有名であり、境内には源氏物語に由来する天然物や建築物、または国宝が多くあり、源氏物語ファンにはたまらないところです。また、西国巡礼十三番の札所でもあります。
後期の授業が始まり、忙しいかもしれませんが、皆さんもぜひ息抜きに石山寺を訪れて見て下さい。
石山寺周辺は自然が多く、天気が良い日は前に流れている瀬田川がキラキラ光って幻想的な風景を楽しめます。
新薬3年 M. O.