yaku*躍*新聞 2019年号外
2019年6月28日(金)に、武庫川女子大学薬学部薬学科の卒業生で、現在、病院薬剤師として活躍されている岩本先輩にインタビューを行いました。
以下、岩本先輩(岩)、インタビュアー(イ)
🌼お仕事について🌼
イ:勤務先の病院でのお仕事の様子を教えてください。
岩:調剤業務、抗がん剤や中心静脈栄養の調製などの業務を行っています。
また、私が働いている病院では、緩和ケアチームとNST(栄養サポートチーム)、ICT(感染制御チーム)、AST(抗菌薬適正使用支援チーム)があります。
チーム医療では、患者さんやチームのメンバーと良好な関係を作るのが大事だと思うのでそこには一番気を遣っています。
イ:やりがいを感じるのはどんなときですか。
岩:服薬指導をして患者さんが分かってくれた時と、自分の仕事が治療に貢献できた時です!
業務の中で患者さんが服用している薬の中に重複を見つけたり、処方されている薬の必要性に疑問を持つことがあります。
それを、医師に提案して自分の意見が治療に反映されるとやりがいを感じます。
イ:薬剤師の必要性を感じますね。
🌼学生時代について🌼
イ:どんな学生でしたか。
岩:実は勉強が嫌いで…。でも、滴定などの分析化学が好きでした!
特に色が変わったり、変化が見える実習が好きでした。
実習は楽しかったと思うけど、もっとちゃんと内容理解して取り組めば良かったなと後悔しています。
イ:一番苦労した科目は何ですか。
岩:有機化学には苦労しました。
イ:どのように克服しましたか。
岩:授業を録音してノートにまとめたり、思い切って有機化学の研究室に入りました!
実験することで理論的に考えられるようになると思ったのと、毎日学ぶことで、苦手でなくなるかなと思ってあえて選びました!
イ:勉強とアルバイトなどを両立できる方法はありますか?
岩:なかなかむずかしいよね。でもアルバイトがしんどくて勉強ができなくなるのは、ダメだよね。
ただ、勉強以外で頑張れることがあれば、勉強も頑張れると私は思います!
なんの為に勉強やアルバイトをしているかを考えたら自ずと両立できるのではないでしょうか?!
イ:国家試験に向けての勉強方法のお勧めはありますか。
岩:色々な参考書に手を出さず、一冊に絞って「マイ参考書」を作るのがお勧めです。
問題を解いて分からないところがあったら、参考書を見て理解して、そこに書いてないことは書き込むなり付箋を貼るなりすると、問題を解くたびに内容が更新されていく自分だけの参考書が出来上がります!
イ:後輩たちにメッセージをお願いします。
岩:勉強をしなきゃいけないけど、人とのつながりは大切なので、遊ぶことも必要だと思います。
今はしんどいと思うけど、勉強も学生生活も楽しんでください!
イ:貴重なお話ありがとうございました。