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マリーちゃん

Interview

インタビュー

先生

籠田智美 先生

  • 薬理学II研究室(循環機能制御学)

Q:まずは、誕生日からお願いします。

籠 : 夏生まれです。大変だったみたいです、産むの。授業でも言ったと思うんですけど、私はB型なので、変なこだわりがあります、いろいろと。たとえば、お財布の中でお札は綺麗に同じ方向に並んでいないと気持ちがわるいんです(笑)。他の人にはどうでもいいようなことですけど、こだわっちゃいます。でも、他の人がこだわっていることは、どうでも良かったりするんですけどね。
自己紹介で木星人っておっしゃってましたが、占いが好きなんですか?
籠 : 昔流行っていた時に調べたけど、実はあまり興味はないんです・・・というか、占いにどんなことが書かれているかは気になって見るけれど、すぐに忘れてしまいます。朝のテレビでやっている占いでは、おとめ座はいつも下のほうでちょっとショック。でも、すぐに忘れちゃいます(笑)。

Q:好きな食べ物はなんですか?

籠 : 基本的に、甘いものが好きかな。フルーツも好き。今年は桃にはまりました。仕事の関係で和歌山に行ったんですけど、桃をたくさん食べました。それから、お菓子も好きです。研究室では、いつも夕方になるとお菓子とお茶を準備してくれるので、あんまり食べたらダメだな・・・と思いながらもついつい食べてしまいますね(笑)。
そのお菓子は研究室の人が買い出しに行ってらっしゃるんですか?
籠 : 私の研究室では、学生一人ひとりに担当の仕事が決まっていて、お菓子係の人が買いに行ってくれています。他にも、行事係(新歓、追いコン、誕生日会など)やゼミ旅行係もいますよ。

Q:苦手な食べ物はなんですか?

籠 : 貝類とか・・・かな。お魚のお寿司は大丈夫なんですけどね。

Q:休日の過ごし方はどんな感じですか?

籠 : 普段は主婦なので主婦業をします。洗濯、買い物、掃除・・・という感じです。あと、マッサージが好きでよく行きます。コリをほぐしてもらうのは、とっても気持ちいいです。他には、旅行が好き。毎年どこかに行きたいなーと思っています。現実からの逃亡かな(笑)。旅行は気分転換に良いですよね。この辺のお勧めスポットとしては、神戸がお勧めです。大阪に比べて人が少なくのんびりしていて、良いですよね。布引ハーブ園は知っていますか?ロープウェーで六甲山の上の方に上って行くんだけど、景色がとっても綺麗です。ハーブ園の中はたくさん花が咲いていて、とても綺麗なので、ぜひ一度、気候が良い時に行ってみてください。

Q:先生のご出身はどちらですか?

籠 : 大阪府、そのあと、兵庫県に住んでいました。今は、学校の近くに住んでいます。

Q:学生時代は、どうしてましたか?

籠 : 勉強はまじめにやっていましたね。それから、家がパン屋さんだったので、ほぼ毎日お手伝いをしていました。地元のお年を召した方から小さい子まで、いろんな人が来店されるので、接客(コミュニケーション)を学ぶことが出来ましたね。あとは、友達とご飯を食べに行ったり、カラオケに行ったり。実家の手伝い以外のバイトはほとんどしたことがなくて・・・ただ一回だけ特別なバイトをしたことがあるんです。友達がスキーをしたいと言い出して、普通にスキーに行けばいいのに、何を思ったのか、春休みにスキー場のペンションのバイトをしようということになったんです。それで、友達と一緒に1ヶ月ペンションに住み込みで働いたことがあるんですよ(笑)。その他には、私が大学生の時は薬学部に応援団があったので、そこに所属していました。一年生の時は自分が表舞台にたち、二年生の時は下級生を指導しました。実際に活動している時は大変だったんですけど、とても充実していて、学生生活の中で一番印象に残っています。あとは、研究室での生活が楽しかった。研究をしたいと思うきっかけになりました。

Q:ご実家がパン屋さんということでしたが、先生はどうして薬学に進もうと思ったんですか?

籠 : 中学生や高校生のとき、化学や生物が好きで、人の体に興味があったので、薬学部を選びました。私の周りには薬剤師さんがいらっしゃらなかったので、薬学部に入学してから、薬剤師の仕事について詳しく知りましたね。研究室配属になったら、研究って楽しいなと思うようになって、自分の好きな研究を続けていきたいと思って今に至るという感じです。カナダに1年間研修に行かせてもらえるという機会に恵まれました。カナダに行くまでは、一年という期間は結構長いのかなと思っていたんですけど、実際に行ってみたら思いのほか短くて・・・あっという間でした。

Q:一年間ずっと同じ研究をされてたんですか?

籠 : カナダに行ってから、お世話になる研究室の先生と相談して研究内容を決めました毎日がチャレンジ!という感じでしたね。いろいろと良い経験になりました。

Q:カナダで何か驚いたことはありましたか?

籠 : 何もかもが初めての経験だったけれど、驚いたことに、日本語を話せる人が結構周りにいらっしゃったんです。お母さんが日本人だから少し話せるという人がいたり、日本に留学していたという人もおられました。こんなカナダの田舎町にまさか日本語が話せる人はいないだろうと思って行ったんですけどね(笑)

Q:今までどれくらい海外旅行されましたか?

籠 : 国際学会に積極的に参加するようにしています。たくさんの人が様々な国から参加されているので、本当に多くの刺激を受けますね。学会に限らず、年に一回はどこかに出かけられたらなーと思っています。学生の頃や大学を卒業してすぐの時は、海外って怖いというイメージがあったのでツアーを利用していましたが、最近は個人で行くようにしています。そうすると、ツアーでは味わえないようなハプニングが起きたりして、面白いですよ。自分で行程を設定できるので、マイペースにゆっくり過ごせるし、楽しいです。

Q:海外の安全面はどうですか??

籠 : 日本は安全だと思います。海外に出ると、ある程度の緊張はいりますよね。危険な場所や治安のよくないところなど、事前にちゃんと調べてから行った方がいいと思います。そういった安全面は、特に気をつけていますね。それから、ネットや本を利用して、有名な場所やおいしいお店を調べたり、どこに行こうかなって考えます。最近は、ネットにたくさん情報が掲載されているので、現地に住んでいる人の情報を調べたりもします。皆さんも、留学も含め、学生のうちに色々経験しておかれたらいいと思います。

Q:武庫女生にメッセージを!

籠 : 薬学部は科学を学ぶところであり、みなさんは科学者です。何事にも「try and error」。挑戦してみて、ダメだったら、どこがダメだったのかを考え、修正し、また挑戦する。何にでも自ら挑戦する姿勢をもって欲しいと思います。大変なこともたくさんあると思うけれど、それを糧として、将来大きく羽ばたいてほしいなと思います。

(2013年12月14日インタビュー)

先生

在学生・卒業生