- 先生
-
高橋 悟 先生
- 免疫生物学研究室
Q:好きな食べ物を教えてください。
高:好きな食べ物は和食です。嫌いな食べ物はクセの強いチーズです。だからイタリア料理が苦手です(笑)。イタリアに行った時は、トマト系の料理や魚介料理を食べて過ごしていました。
Q:休日の過ごし方を教えてください。
高:普通の休みの日は、近場で買い物をしたり家でのんびり過ごしたりしています。
長期休みの時は、気分転換に旅行に行きます。旅行先でとても印象に残っているのは、イタリアのフィレンツェですね。伝統的で知的なヨーロッパという感じでとても良かったです。少し質は違いますが、アメリカのフロリダやワシントンD.C.もとても印象に残っています。ワシントンでは、国立の施設は全て無料で利用できるので1日中遊ぶことができるんですよ!ただ、夜は治安が悪く、いろいろと危険な一面もあるのでヒヤヒヤすることもありました(笑)。他にも、海外の美味しくない料理を食べて、日本食の美味しさを再確認することがあり、ツアー旅行に参加するのではなく、個人で行くからこそ経験できることが、たくさんありました。
Q:学生時代はどのように過ごしていましたか? また、今の学生との違いはありますか?
高:僕が学生の頃は、低学年では、一般教養の科目を学び、高学年になるにつれ薬学部の専門科目を学ぶという方式でした。低学年のうちは、サークル活動など、かなり自由な学生生活を送っていましたが、高学年になり実習がはじまると、サークル活動よりも実験に没頭するようになりました。4年生になり、研究室に配属されてからは、研究室中心の生活になりました。
実験をする時は、集中して朝まで作業をすることもありましたし、それだけでなく、研究室旅行やスポーツ大会なども楽しみました。比較的自由な学生生活を過ごせたのは、時代の影響もあるかもしれませんね(笑)。
Q:研究室のアピールをお願いします。
高:研究室では、学生同士仲良くわいわい賑やかにやっています。たくさん学生がいる研究室もありますが、うちはスタッフの人数が少ないので、所属している学生は、1学年8人ぐらいです。毎年新しい学生が入ってくるので、今は過渡期ですね。
4、6年生はCBT、国試対策の為、研究室で一緒に勉強する事もあります。学生からの要望を聞いて、基礎科目の勉強会を開いたりもしています。
皆さん、元気にやっています。居心地については何も心配する事は無いですよ。
免疫生物学研究室ホームページはこちらです。
Q:武庫川女子大学生のイメージ、好きなところを教えてください
高:今までたくさんの大学を見てきましたが、武庫川女子大学生は素直な学生が多いなという印象です。何か注意などをした時も、素直に聞いて実行する学生の割合が高いと思います。でも、逆に「指示を待っているだけ」、というときもあります。もっと自分から、「こんなことがしたい」という要望を出しても良いかなとも思います。自分の色をもっと出して欲しいです!武庫女に限った話ではないと思いますけどね(笑)。
Q:武庫川女子大学生へのメッセージをお願いします。
高:薬学部はいろいろ学習する内容が多いですよね。だから、低学年のうちに一生懸命頑張って実力をつけるようにして欲しいです。
薬剤師は、医療現場において、患者さんの病気に、薬という物質を通して関わっていくので、物質の特性などを説明していくためには、やっぱり基礎科学は避けて通れない部分です。高学年になるにつれ、基礎から応用の学びになります。だからこそ、低学年のうちにしっかりと、基礎となる土台を築き、自分にあった勉強や生活のスタイルを、身につけておいて欲しいです。でないと、高学年になってから応用科目でつまずくと困ります。薬学部の学生生活を全うするため、低学年からしっかり頑張って欲しいです。
Q:受験生へのメッセージをお願いします。
高:自分のやりたい事をしっかり見つける事が大事だと思います。自らの進路を選ぶ時に、どのような動機であってもいいと思いますが、薬学部に入ると決めたなら、一生懸命打ち込み、妥協しないように取り組んで欲しいです。
薬学部に来るにあたっては、後々の事を考えても、高校のうちにしっかりと化学と英語を勉強しておくのがいいと思います。化学は薬学の知識の基礎となりますし、最近はグローバル化が進み、英語を用いて論文を読んだり、発表したりする機会があるので、英語も大事です。
(2015年1月4日インタビュー)