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マリーちゃん

Interview

インタビュー

在学生・卒業生

福田 侑梨子さん

  • 大学助手

福田さん(以下、福)、インタビュアー(以下、イ)

Q 先輩の学生時代はどんな学生でしたか?

福:勉強中心の普通の学生生活ですよ。薬学生って勉強に追われている時間が多いと思うので、ほぼ学校にいるって感じですけど、終わってからバイトに行ったこともありました。
イ:バイトは何をされてたのですか?
福:バイトは絵本カフェで働いてました。パスタを作ってるところと、絵本を置いてるところを併設してるんですけど、毎日行けないので週一回だけとか入らせてもらって…
イ:両立できました?
福:私は両立というより勉強に集中し、ちょっと時間ができたら、社会体験としてアルバイトをって感じですかね。みんなでご飯を食べに行くことも楽しかったです!

Q 学生時代に特に頑張ったおられたことは何ですか?

福:うーん、勉強?(笑)
イ:そうですよね(笑)
福:とりあえず、「一回も授業を休まない!」というのは決めていたので、とりあえず6年間一回も休んだことはないですかね。
イ:はぁ…ぁ(感心)
福:勉強しないことには卒業できないし、国家試験にも受からないので…という意味では一番頑張ったことだと思います。まぁ息抜きに遊ぶこともありましたが (笑)
イ:勉強は友達とする方でしたか?
福:私は、1人で勉強する方でしたね。図書館の階段があるじゃないですか。そこのところにガラスが張ってあって、入ったら、すぐ机があるじゃないですか、そこに座ると、全員からの目線を感じますよね。だからサボれないというのがあって、6年生の時は「そこにしか座らん!」みたいな。で、毎日そこで勉強して帰るっていうのを日課にしてましたね。友達と勉強しても、自分でわかってから友達に教えるとか、自分がわかってなかったらめっちゃ不安になるので、とりあえずみんなでやろう!という時は必ず予習してから行きました! (笑)
イ:はぁぁ…ぁ(感心)

Q卒業後、保険調剤薬局の薬剤師として仕事し、学生の教育にも携わったことがあると伺っております。仕事をする上で心がけていることはありますか?

福:保険調剤薬局で働いていた時、就職のお手伝い(薬局のリクルーター)をしたことがあり、学生と接する機会がありました。しっかり調剤薬局を目指している学生もいましたが、「本当にここを希望しているのかな」と思われる意志があやふやな学生が来ることもありました。そんな学生たちを「こっちの進路に進みたい」って正しく意思決定できるように手伝ってあげられるような事がしたいと常々思っています。
イ:いろいろな学生がいます。
福:分かってないなって思うような学生のところには積極的に声をかけてアドバイスするようにしています。これは私の性格かもしれないですけど、最後まで見届けないと不安になるタイプなので、本当に出来たことを確認してから、次の学生を見てあげるっていうのは、心がけているところですね。

Q仕事でやりがいを感じるときはどんなときですか?

福:学生に教えて「分かった!」と言われたときはやっぱり嬉しいですし、今後その子たちが薬剤師として現場に出て、自分が一緒に働けるようになったら、すごく嬉しいなと思います。
イ:私たちも嬉しいです。
福:今後一緒にやっていく学生たちを育てられるというのは本当に嬉しくやりがいがあります。
イ:ありがとうございます!

Q仕事で困ったときはどうしていますか?

福:まず相談します。社会人一年目のときに教えてもらったんですけど、「ほうれんそう(報・連・相)」って皆さん知ってますか?上司にあたる先生から、何かあれば、報告・連絡・相談をしなさいって言われました困っていることを発信することで解決に向かい、皆で情報を共有でき、仕事を進める上で大事な心がけです。

Q後輩にメッセージをお願いします

福:大学薬学部の6年間ってあっという間で、小学校の6年間、中学高校合わせた6年間、同じ6年でも、驚く程短く感じます。だからやり残しが無いようにして欲しいなと思います。勉強に関しても、テストでいい点が取れたら誰でも嬉しいです。けど、学習したこと、理解したことは、ちゃんと人に説明出来る位じゃないと、本当に意味がない。薬剤師は患者さんにわかりやすく説明するという使命があります。丸暗記に頼る勉強じゃなくて、人に教えることができるくらいまで、自分で考えて勉強する方が、将来、役に立つと思います。

先生

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